ISSN: 2155-9880
ガエターノ タンツィッリ*、ニコラ ヴィセコンテ、ジョバンニ トルシェリ*、マッシミリアーノ スカッパティッチ、エンリコ マンジェリ
ベアメタルステント (BMS) では、植え込み後長期間にわたって内部に動脈硬化性変化が生じるという一貫した証拠があります。この報告では、18 年前に植え込まれた BMS の明らかな超晩期ステント血栓症患者から採取した吸引材料の組織病理学的特徴について説明します。患者は、アスピリンの投与中止から 14 日後に再発性前壁急性心筋梗塞を呈しました。アスピリン治療による保護が中止されると、BMS のステント支柱内部の脆弱な新生内膜組織が血栓症の潜在的な誘因の 1 つとなる可能性があると考えられます。