ISSN: 2155-6148
マリー・ハンナとポール・スローン
研究目的:レボブピバカイン 0.5% とロピバカイン 0.5% による周術期鎮痛の質を比較すること。
デザイン:ランダム化二重盲検前向き臨床試験。
場所:大学医療センターの手術室。
患者:肩関節鏡検査を受けた患者 35 名と前十字靭帯 (ACL) 再建手術を受けた患者 36 名。
介入:肩関節鏡検査を受ける患者には斜角筋間ブロックを、ACL 再建術を受ける患者には大腿神経ブロックを施行しました。各グループの患者は、レボブピバカイン 0.5% またはロピバカイン 0.5% のいずれかを投与されるようにランダムに割り当てられました。
測定:術後 1 日目と 2 日目に、患者は術後の痛みの発現時間、手術肢の動きが再開した時間、鎮痛剤が最初に必要になった時間、使用した鎮痛剤の量を報告しました。患者の満足度は、手術後 48 時間で 1~10 の口頭数値評価スケールで測定されました。
主な結果:麻酔発現までの時間、術中および術後のオピオイド必要量、術後鎮痛期間、および全体的な患者満足度は、レボブピバカインを投与された患者とロピバカインを投与された患者で同様でした。
結論:この研究では、レボブピバカインとロピバカインは斜角筋間神経ブロックと大腿神経ブロックに使用した場合、同等の術後鎮痛効果をもたらすことが実証されています。