婦人科と産科
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概要

ナイジェリア人女性の腹部瘢痕子宮内膜症および血胸：症例報告

アバヨミ・アジャイ、ビクター・アジャイ、イフェオルワ・オイェトゥンジ、オルワフンミロラ・ビオバク、ハピネス・アイクエレ、バンボエ・M・アフォラビ

今回我々は、5年間の原発性不妊症、月経痛、周期的な臍出血の病歴を持つ35歳の未産のナイジェリア人教師の珍しい症例を報告する。評価の結果、出血部位近くの正中臍下腹部手術瘢痕、胸部X線での大きな右側血胸、骨盤スキャンでの卵巣接触、およびCTスキャンでの腹部腫瘤があるが臨床的に安定した女性であることが明らかになった。この症例は、結核などの他の疾患を除外するためのいくつかの検査の後、2014年に腹腔鏡検査と生検によって組織学的に子宮内膜症と診断されていた。彼女は、800mlの茶色がかったチョコレート色の液体を胸腔ドレナージし、GnRHアゴニストを2回注射し、最終的に血胸の再発により胸腔が閉塞した。