ISSN: 2155-9570
ナダ・ジラスコワ、パベル・ロジヴァル、ベラ・ヴェリカ、ヤン・レシュターク
目的:眼瘢痕性類天疱瘡患者に AlphaCor 角膜プロテーゼ移植とそれに続く白内障摘出術を行った成功例を報告する。
方法: OCP 患者に AlphaCor 角膜プロテーゼ移植を行った成功例を報告する。AlphaCor 手術の前に入念な準備 (睫毛乱生と円蓋の電気分解と眼瞼再建手術の繰り返し) を行った。ステージ II AlphaCor 手術の 18 ヵ月後に、後房眼内レンズ移植を伴う超音波水晶体乳化吸引術を問題なく実施した。
結果:角膜プロテーゼの長期 (6 年間) 保持が達成され、視覚機能が改善した。
結論:眼瘢痕性類天疱瘡は AlphaCor 移植の相対的禁忌と考えられる。AlphaCor 手術前に患者の状態を最適化することで、非常に良好な長期転帰を達成した。