ISSN: 2165-7548
サルヴァトーレ・シルヴェストリ、ジョアン・サン、スコット・グトヴィッツ、ジョージ・ラルズ、リンダ・パパ
目的: 救急科 (ED) の救急救命士の配置が救急医療サービス (EMS) ユニットの荷降ろし時間に与える影響を評価しました。これは、ED のベッド数がいっぱいのときに EMS ユニットの患者の荷降ろしを支援するために設計された介入です。方法: この前向き介入前後研究では、都市部の三次医療教育病院で地域 EMS システムを介して荷降ろしされた患者を評価しました。比較されたのは、1) 救急救命士が ED に配置される前のデータを持つ救急救命士配置前グループ、2) 救急救命士オリエンテーション中にデータを持つ移行 (コントロール) グループ、および 3) 救急救命士が ED に配置された後に測定されたデータを持つ救急救命士配置後グループです。ED の救急車ベイに配置された研究アシスタントが、7 日間連続で患者の便宜的サンプルを登録し、患者が EMS によって運び込まれたときの荷降ろし時間を記録しました。主要な結果指標は荷降ろし時間 (EMS による患者到着から患者ケアが ED ストレッチャーに移されるまでの間隔) でした。結果: 合計 519 人の降車患者を評価しました。そのうち 207 人は救急救命士前期間、93 人は移行 (コントロール) 期間、219 人は救急救命士後期間でした。救急救命士前および救急救命士後グループの全体の中央降車時間 (分単位) は、それぞれ 10 [IQR 4-32] と 4 [IQR 1-16] でした (p<0.001)。救急救命室のベッドに直接トリアージされた患者では、中央降車時間はそれぞれ 14 [IQR 3-40] と 4 [IQR 1-16] でした (p<0.001)。5 分以内に降車された患者の割合は、救急救命士介入前の 29% から介入後の 53% に増加しました (p<0.001)。救急救命士の配置前は 30 分以内に患者を降ろす割合が 66% でしたが、配置後は 83% (p<0.001) に増加し、60 分以内に降ろす割合は 87% からほぼ 100% (p<0.001) に増加しました。結論: 救急救命士の配置モデルは、救急救命士が満床のときに救急救命士が到着した患者を受け入れることに重点を置いており、救急救命士の配置モデルは、救急救命士ユニットの降ろし時間を大幅に短縮しました。