Siladitya Mohankudo1*, Amit Kiran Rath1, Pritam Chhotray1
喀痰塗抹標本陰性の結核と診断され、1か月間抗結核療法を受けていた54歳の女性が、断続的な発熱、全身の衰弱、痰を伴う咳、全身の掻痒と発疹を呈した。患者は蒼白で、右頸部リンパ節腫脹が顕著であった。聴診では、両側のびまん性の粗い捻髪音が認められた。胸部CECTでは、縦隔リンパ節腫脹を伴う両側の斑状硬化および結節性陰影が示唆された。臨床放射線学的には劣化が認められた。腹部CECTでは、腹部リンパ節腫脹が示唆された。リンパ節のFNACでは決定的ではなく、リンパ節生検に続いてH&E染色とIHCを行った結果、血管免疫芽球性リンパ腫が判明した。