ISSN: 1920-4159
フー・ルイ・チン、マノガラン・エルマライ、ガブリエル・アキレム・アコウワ
この研究では、Vernonia amygdalina の葉のエタノール抽出物 (EE)、酢酸エチル抽出物 (EAE)、水煎じ抽出物 (ADE)、水浸軟抽出物 (AME) について、総フェノール (TP) と総サポニン (TS) 含有量の測定、in vitro ラジカル消去活性、抗菌感受性試験 (AST) を行いました。TP 含有量は、EE、EAE、ADE、AME のそれぞれ乾燥抽出物 1 g あたりの没食子酸当量 (GAE) として、減少順に 63.044、38.834、53.148、39.391 mg でした。TS アッセイでは、EAE 抽出物の TS 含有量が最も高く、乾燥抽出物 1 g あたりのジオスゲニン当量 (DE) が 952.037 mg でした。これに続いてEE、ADE、AME抽出物が続き、TS含有量は乾燥抽出物1グラムあたりジオスゲニン当量(DE)841.370、159.741、118.444 mgでした。DPPHアッセイでは、ADEが501.207 μg/mlのIC50値で最も高いDPPHラジカル消去活性を示しました。これに続いてEE、EAE、AMEがそれぞれ636.010、658.277、1368.929 μg/mlのIC50値を示しました。ADEはまた、3195.083 μg/mlのIC50値で最も高いABTSラジカル消去活性を示しました。 ABTS 消去活性の減少の次の順序は、AME、EE、EAE 抽出物で、IC50 値はそれぞれ 4142.156、5508.517、6547.940 μg/ml でした。AST の結果は、試験微生物 E. coli O157:H7 および Y. enterocolitica が試験した V. amygdalina 抽出物に対して耐性があることを示しました。Y. enterocolitica に対して MIC 値が 31.25 mg/ml であるのは AME 抽出物のみです。得られたデータは、V. amygdalina が食事性抗酸化物質の供給源として自発的であることを再確認し、V. amygdalina が E. c.oli O157:H7 および Y. enterocolitica に対して適切であることに関する情報を提供します。