ISSN: 2376-0419
ケイト・リース、オッカル・アウン、モー・モー・アウン、トーアイ・D・ゴ
目的: 規制の厳しい東南アジアの国の薬局従業員の間で、中絶薬の知識と中絶サービス提供の慣行を調査する。
方法: 2012年6月から7月の間に、首都で業務を行う170人の薬局従業員が、ミソプロストールと中絶に関する知識と提供の慣行についてインタビューを受けた。実際の提供慣行を調査するために、中絶の顧客を装った現場作業員がその後193の薬局を訪問した。訪問のたびに、「謎の顧客」は標準フォームを使用して、提供された情報とサービスを記録した。
結果: インタビュー中、薬局従業員の87.1%が中絶薬を求める顧客を受け入れていると回答した。薬局従業員の3分の1 (32.5%) がミソプロストールについて聞いたことがあり、そのうち93.9%が中絶に適応があることを知っていた。薬局従業員のわずか1.8%が中絶薬を提供していると回答したが、49.2%が謎の顧客に薬を提供していた。ミソプロストールを提供していたのはわずか9.3%で、WHOの推奨レジメンを提供していた薬局はなかった。
結論:規制の厳しい東南アジアの首都の薬局職員は、薬物による中絶を効果的に提供しておらず、報告された中絶提供の実践と実際の中絶提供の実践との間には大きな隔たりがある。中絶のためのミソプロストールの使用に関する薬局職員の知識を高める介入は、より安全な中絶の選択肢へのアクセスを改善する効果的な方法となる可能性がある。