ISSN: 2155-9880
ホセ・ルイス・バルタザール・ヤコブとダルシオ・ジッティ・デ・ファリア
体重14kgの3歳男児の拡張した上行大動脈を伴う大動脈亜閉鎖性縮窄症の症例を報告する。外科的治療が適応であったが、拒否された。縮窄部のバルーン血管形成術は、バルーンの直径を段階的に大きくしながら実施した。バルーンの直径は2~10mmで、勾配は60~12mmHgに減少した。バルーン直径を慎重に段階的に大きくしながら行うバルーン血管形成術は、大動脈亜閉鎖性縮窄症の治療において安全であり、良好な結果が得られると結論付けている。