ISSN: 2379-1764
ポール=アントワーヌ・ミケルとファン・スヨン
私たちは、フランスの哲学者シモンドンが 1958 年に発表した「形態と情報の概念の光による個別化」という博士論文で提唱した「生物学的個別化」(l'individuation biologique)という概念を探求します。より正確には、生物の中には「永続的なコミュニケーション」を必要とする「内部共鳴体制」があり、それを通じて個別化がそれ自体に作用するという主張に焦点を当てます。この主張の正式な表現を提供します。