ISSN: 2329-6917
ジエハオ・ジョウ、アヌパマ・テワリ、メフディ・ナッシリ、マグダレナ・チャデル
目的:慢性リンパ性白血病/小リンパ球性リンパ腫 (CLL/SLL) の診断は、選択抗原の特異的免疫表現型とそれらの特徴的な密度に依存します。しかし、特定の抗原の発現が病気の経過とともにどのように変化するかを詳述した報告はまれです。方法:フローサイトメトリーで調べた初回および追跡サンプルで 37 の CLL/SLL を特定しました。抗原パネルの発現レベルを、同じ患者の最初のサンプルと追跡サンプル間で比較しました。結果:追跡サンプルでは、CD23 密度と CD23 陽性細胞の割合が大幅に減少し、CD5 密度が減少しました。対照的に、追跡では HLA-DR 抗原の密度が大幅に増加しました。結論:選択抗原の発現は CLL/SLL の経過中に変化します。これらの変化は、追跡サンプルの免疫表現型に基づく CLL/SLL の診断には影響せず、フローサイトメトリーによる微小残存病変の判定能力にも影響しないはずです。しかし、それらはモノクローナル抗体療法に対する反応性に潜在的に影響を及ぼす可能性があり、さらに体系的に評価する必要があります。