臨床微生物学および抗菌薬ジャーナル

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オープンアクセス

概要

急性ウイルス性肝炎患者におけるカルメグの肝保護効果の臨床評価

ハーバンス・シン

肝炎は、病因や臨床症状が多岐にわたるため、医療界にとって大きな問題になりつつあります。肝炎は生命を脅かす危険な状態を引き起こし、社会の重荷になっています。適切な治療を施さなければ、サイレントキラーとなる場合もあれば、良性疾患として進行し、肝硬変、肝細胞癌(HCC)、肝腎症候群などを引き起こす場合もあります。急性ウイルス感染は、あらゆる形態の肝炎の中で最も一般的な原因です。ウイルス性肝炎は自然に治まると考えられてきましたが、ウイルス性肝炎患者の大多数が肝不全などの重篤な合併症に至るケースも時々見られます。そこで、科学的パラメータに対するカルメグ(Andrographis paniculata Wall. ex Nees)の肝保護効果を評価するために、本臨床研究が計画されました。

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