歯学ジャーナル
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概要

ビエルショウスキー型急性後天性同時性内斜視患者の手術結果の臨床観察

ジウェン・ヤン

目的:ビエルショウスキー型急性後天性同時性内斜視 (AACE) 患者の手術結果を検討し、分析する。

 

方法：後ろ向き研究。2018年6月から2019年3月までに瀋陽愛爾眼科病院で斜視手術を受けた近視を伴う内斜視および複視患者9名を登録した。男性4名、女性5名であった。患者の平均年齢は22.67±5.41歳（範囲16～30歳）であった。彼らは片眼の内側直筋後退および外側直筋切除術（6例）、片眼の外側直筋切除術（3例）を受けた。

 

結果： 1.内斜視および複視発症の平均期間：22±15.59（範囲、6〜48）か月。2.動機および治療歴：過度な近視（2例）、鍼治療（3例）、その他無治療。3.右眼および左眼の平均屈折誤差は、それぞれ-4.05±1.34（範囲、-2.25〜-6.50）ディオプター（D）および-3.52±0.98（範囲、-2.00〜-5.25）ディオプター（D）であった。 4.平均AC/A値：2.04±1.10（範囲、0.67〜4）。5.内反偏位：術前の平均内反偏位は、近距離および遠距離でそれぞれ22.67±12.41（範囲、14〜48）および29.11±9.27（範囲、18〜46）PDであり、術後の平均内反偏位は、近距離および遠距離でそれぞれ0および0.44±1.33（範囲、0〜4）PDであった。術前および術後の内反偏位には、近距離（T=5.48）および遠距離（T=5.48）の両方で有意な統計的差があった。