人間工学ジャーナル

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ISSN: 2165-7556

概要

天井からの強制対流下における人体の対流熱伝達係数

倉住 義人、ローリス レズガルス、アルセン クリコル メリコフ

上からの下降流にさらされた着席中の人体の平均対流熱伝達係数を決定しました。平均的なスカンジナビア女性の複雑な体型とサイズを持つサーマルマネキンを使用しました。マネキンの体の表面温度分布は、平均的な人の皮膚温度分布と同じでした。測定は、温度環境が制御された部屋で実施しました。空気温度は、冷房の場合は 26ºC、暖房の場合は 20ºC に設定しました。水平方向と垂直方向の放射温度非対称性はゼロに近く、つまり平均放射温度は空気温度と等しかったです。床上 1.5 m の高さ (頭頂部より上) の天井からの等温下降流の空気速度は、静止空気から 0.73 m/s の範囲に設定されました。結果の分析に基づき、全身の対流熱伝達係数 (hc [W/(m2•K)]) を決定するための関係式が提案されました。20ºC で裸の着席体の場合は hc=4.088+6.592V1.715、26ºC で裸の着席体の場合は hc=2.874+7.427V1.345 です。自然対流による低風速範囲 (V<0.3 m/s) での全身の対流熱伝達係数の差が見つかりました。この結果は、低衝動換気、拡散換気などの室内の空気分布の設計に役立つ可能性があります。 

免責事項: この要約は人工知能ツールを使用して翻訳されたものであり、まだレビューまたは検証されていません。
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