ナノ医療および生物療法発見ジャーナル
オープンアクセス

概要

免疫疾患の治療薬としてアルカリホスファターゼに対する安定な一本鎖抗体の新しい形式の開発

プラマサディップ・ポール、シルパック・ビスワス、エナ・レイ・バナジー

ラクダ科抗体は2つの重鎖で構成されていますが、CH1ドメインがありません。これらの抗体には、単一の可変ドメイン（VHH）と2つの定常ドメイン（CH1とCH3）が含まれています。アルカリホスファターゼは、ホモ二量体形成のため、医療および研究用途で最も広く使用されている免疫診断試薬の1つです。この研究の目的は、治療および診断に使用できるアルカリホスファターゼに対する新しい安定した単鎖ナノボディライブラリを開発することでした。ここでは、インドで初めてファージディスプレイ技術の組み換え抗体の構築を報告します。ラクダでアルカリホスファターゼ酵素とアジュバントで免疫化した後、B細胞のVDJ H遺伝子配列から単一ドメイン重鎖抗体が生成されました。ラクダ形式で安定した単一ドメイン抗体を製造するための新しいプロトコルを開発しました。ラクダ科抗体は、免疫関連疾患や感染症を制御するための選択肢になると考えています。