ISSN: 2471-9315
オグボンナ CB、スタンレー HO、アブ GO
この研究の目的は、液体消化物(都市固形廃棄物の有機消化から生成)がトウモロコシ栽培中の特定の土壌微生物群の個体群動態に及ぼす影響を調査することです。トウモロコシの種子を、合計 10 回にわたって、さまざまな濃度(0% ~ 72%)の消化物にさらしました。1 セットの実験では、対応する消化物濃度(OTDA)を 1 回適用しました。もう 1 セットの実験では、対応する消化物濃度(TTDA)を 2 回適用しました。消化物の最初の適用(OTDA および TTDA)は播種から 2 週間後に実施し、2 回目の適用(TTDA のみ)は最初の適用から 3 週間後に実施しました。トウモロコシの成長中、土壌好気性細菌(AEB)、厳密な嫌気性細菌(SAB)、アンモニア酸化細菌(AOB)、硝酸還元細菌(NRB)、および真菌(FUN)の個体群を標準的な培養方法を使用して監視しました。 OTDA および TTDA 処理では、土壌中の AEB、SAB、AOB、NRB および FUN の菌数は、それぞれ 3.0 × 10 6 CFU/g ~ 50.2 × 10 6 CFU/g、3.1 × 10 6 CFU/g ~ 78.6 × 10 6 CFU/g、1.9 × 10 4 CFU/g ~ 7.2 × 10 5 CFU/g、2.2 × 10 4 CFU/g ~ 2.53 × 10 5 CFU/g、0MPN/g ~ 4.3 × 10 4 MPN/g、0MPN/g ~ 3.9 × 10 5 MPN/g の範囲でした。消化物適用前と70日後には、それぞれ0 MPN/g~4.4 × 10 5 MPN/g、0 MPN/g~1.4 × 10 5 MPN/g 、 1.3 × 10 3 CFU/g ~2.6 × 10 4 CFU/g、1.2 ×10 3 CFU/g~9.4 × 10 3 CFU/gであった。分離された細菌種は、Arthrobacter、Azotobacter、Flavobacterium、Nocardia、Bacillus、Clostridium、Cellulomonas、Micrococcus、およびPseudomonasなどの属に属すると思われる。分離された真菌種は、Aspergillus、Cladosporium、Fusarium、Geotrichum、Penicillium、Rhizopus、およびTrichodermaなどの属に属すると思われる。消化物の施用により、トウモロコシの栽培中に時間の経過とともに土壌微生物の個体数が増加したようです。