ISSN: 1314-3344
アイディン・I・シャバゾフとダシュチン・A・セイドフ
[5]では、n変数z = (z1, . . . , zn)の収束べき級数Σnの自己準同型の固有値と固有部分空間(デンジョイ-ウォルフ型不動点との自己写像によって誘導される)が検討され、代数Σ2に対して共鳴ケースにおける自己準同型の固有値(また、対応する固有部分空間も記述)が決定された。本研究ではこの問題を継続し、すべてのケースにおいて代数Σ2のそのような自己準同型の固有値(また、対応する固有部分空間も記述)を決定する。