ISSN: 2168-9776
M ラムダニ、T ログラダ、P シャラール、G フィゲレド、JC チャルチャット、A ゼライブ
タッシリ・ナジェール(サハラ・中央アルジェリア)の固有種である Cupressus dupreziana A. Camus の乾燥葉から抽出した精油を、質量分析計を備えたガスクロマトグラフィー(GC-MS)で分析した。個体群内変動を調べるため、ハハジェリンの自然個体群の 13 本の樹木でテルピノイド分析を実施した。39 種のトレペノイドが同定され、主要成分の平均はトランス-トタロール(24.4%)、マノイルオキシド(21.2%)、α-ピネン(15%)、Δ3-カレン(11.3%)であった。使用したテルペノイドマーカーによって、化学型の変動の個々のパターンを判定することができた。この変動は、遺伝的要因だけがこの種の個体数の減少の原因ではないことを裏付けている。