ISSN: 2329-9096
アリレザ・モグタデリ、ファルナズ・デガン、アリ・ムーサヴィザデ、ネギン・カクプール
背景:外反母趾は足指異常の一種で、親指と足をつなぐ中足指節関節が内側に伸びて、足指の内側表面に突起が生じる。本研究は、ボツリヌス毒素Aディスポート注射が外反母趾の痛みと親指の偏角を軽減し、補助療法としての治療成績を向上させる効果を判定することを目的とした。
材料と方法:エスファハーン医科大学理学療法・リハビリテーションクリニックで18人の患者を対象にランダム化臨床試験を実施した。本研究では、注射前後の中足骨(IMA)と軟骨遠位中足骨角(DMAA)の間の外反母趾角(HVA)と痛みを評価した。
結果: ボトックス注射前後の外反母趾角度の平均は、28/89 ± 10/21 度と 21/56 ± 8/22 度であり、治療後 6 か月で角度偏差が有意に改善しました (p<0.001)。
結論:ボツリヌス毒素 A (ディスポート) の注射は、骨格の変形を修正し、外反母趾患者の痛みを軽減するのに適切かつ許容できる方法です。