ISSN: 2155-983X
鈴木勝彦
組織に蓄積する好中球や炎症性サイトカインは、しばしば臓器障害・機能不全を引き起こす。本稿では、好中球を中心とした全身炎症に対する運動効果に関する研究成果の背景を紹介する。さらに、細胞遊走や活性酸素種(ROS)産生を含む好中球の機能活性測定システム、および好中球誘導性病態形成に対する予防対策(ポリフェノールなど)について述べる。