ISSN: 2376-0419
トゥズワールS
固体粒子が、例えばエマルジョン液滴や泡の表面など、柔らかく変形可能な界面に付着する能力は、現在、材料科学において新たな関心の対象となっています。一方、粘土鉱物は、賦形剤としての特性や生物学的活性のため、医薬品製剤において最も広く使用されている材料の 1 つです。これらの特徴は、粘土鉱物のコロイド寸法と高い表面積の両方に依存します。固体粒子が液滴の界面に存在し、それによって液滴に凝集やオストワルド熟成に対する抵抗力を与える現象は、ピカリング安定化として知られています。本研究では、この目的でアルジェリア産のベントナイト粘土を使用しています。また、地元の植物であるThymus fontanesiiの精油を配合した後のエマルジョンの抗菌活性の評価でも、かなり良好なカプセル化能力が示されました。