ISSN: 2332-0915
アディス・P・レディ
文化的な理由から、南インドの家庭では伝統的に女性が家事の大半を担ってきた。しかし、COVID-19危機により、夫婦ともに常に家にいざるを得なくなった。本稿では、危機発生以来家庭内の役割がどのように変化したか、また、その後もこれらの役割がどのように変化し続ける可能性があるかを検証する。本稿では、ハイデラバードとバンガロールに本社を置くソフトウェア会社の既婚従業員960人を対象に調査を行った。彼らの回答を分析して、伝統的な家庭内役割の変化を評価した。調査結果は、COVID-19のロックダウンにより労働の分配がより公平になっているという私たちの仮説を裏付けている。これは、料理、掃除、子供の世話など、調査対象となったすべての家事に当てはまる。追跡調査では、これらの変化が一時的かどうかを評価する必要がある。