ISSN: 2319-7285
エルマ・スーリヤニ、シュリ・ハルトヨ、ボナー・M・シナガ、スマリアント
本研究の目的は、インドネシアにおける農村道路インフラが食用作物の生産高と投入資材の需要に与える影響を分析することです。本研究は、ICASEPS、JBIC、IFPRIが2007年と2010年に実施したインドネシア全土の7つの州の調査データに基づいています。本研究では、分析方法としてトランスログ利益関数を用いた多入力多出力アプローチを採用しています。研究の結果、農村道路インフラの生産高の供給と投入資材の需要の弾力性は一般に非弾性であることが明らかになりました。道路の改修により、生産高の供給と投入資材の需要が増加します。これは、農村道路インフラの改善が食用作物の生産を刺激するために不可欠であり、したがって政府が農村インフラ開発への予算割り当てを増やす必要があることを意味します。