ISSN: 0975-8798, 0976-156X
アシフ・アーメド
限られた開口状態での印象採得は、そのような患者に何らかの補綴物を提供する上で補綴歯科医にとって技術的な課題となる。開口障害は、頭頸部への放射線治療、頭頸部腫瘍の外科的治療、顔面火傷、唇の再建手術、およびさまざまな遺伝性疾患によって引き起こされる可能性がある。この記事では、開口障害があり、開口が 1 cm 未満の頭頸部癌患者の手術後および放射線治療後の歯型を木製舌圧子で採取する新しい技術を紹介する。この技術では、印象トレイとして木製舌圧子を使用した。同じ歯列弓の両方の象限の印象が必要な場合は、2 枚の舌圧子を十字形に使用し、ゴムでつなぎ合わせ、片方の象限には 1 枚の舌圧子のみを使用した。この印象技術では、金属製トレイではなく木製ブレードを使用するため、すでに引き締まった粘膜への外傷が少なく、さらに、従来のトレイはいずれも 1 cm 未満の開口には使用できません。