ISSN: 2155-9570
孫春華と王澤
目的: デュアン牽引症候群 (DRS) 患者のアップシュート治療における下斜筋前方転位 (IOAT) の手順を報告する。方法: DRS 患者 2 名が重度のアップシュートに対して手術を受けた。両患者とも、下斜筋 (IO) を IO 挿入部の側頭縁まで転位した。症例 1 では約 64 か月、症例 2 では約 7 か月の定期的追跡調査が行われた。結果: 手術後、両患者とも目立った反挙上症候群を示さずにアップシュートが著しく減少した。結論: IOAT は DRS の重大なアップシュートの治療に効果的な手順である。