ISSN: 2150-3508
アマル・S・モハメド、ナヘド・S・ガド、モハメド・A・エル・デソキ
カルーン湖はカイロの南西約80キロに位置する内陸の閉鎖盆地です。農薬による汚染や持続可能な廃水管理の欠如に加え、制御されていない固形物と液体の生活排水が原因で、深刻な水質汚染問題を抱えています。本研究は、四季を通じて湖の異なる場所(東、中央、西)から採取された魚類(T. zilliiとM. capito)の肝臓酵素(ALT、AST、ALP)の活性の変化を追跡することを目的としました。結果によると、研究対象地域の2種の魚類では、肝臓のアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)活性が、汚染されていない場所(養魚場)から採取された対照群の魚のサンプルと比較して10.86%~45.56%の割合で減少していました。また、肝臓のアラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)活性は、対照群の魚のサンプルと比較して10.23%~54.07%の割合で大幅に減少していました。肝臓のアルカリホスファターゼ(ALP)活性は、対照魚サンプルと比較して減少し、その割合は16.34%~49.54%の範囲でした。