ISSN: 2155-9899
サフノ LV、レプリナ・オユ、チホノワ MA、シェベラ EYa、ニコノフ SD、ジダノフ OA、オスタニン AA、チェルニフ ER
GMCSF および IFN-α 刺激によって生成される単球由来樹状細胞 (DC) の表現型と機能を肺結核 (TB) で調査しました。患者の INF-DC 培養は、CD14 +細胞数の増加、CD25 +細胞レベルの低下、B7-H1 発現の増加を特徴としていました。さらに、DC は IL-6 および IL-10 のレベルを高め、INF-γ および INF-α の分泌の減少によって異なっていました。患者の IFN-DC は、混合リンパ球培養において、同種 T 細胞増殖を刺激して CD3 + IFN-γ + T 細胞を誘導する能力は低かったものの、CD3 + IL-4 + T 細胞を活性化する能力は増加していました。最も顕著な IL-10 産生の増加、ならびに DC の同種刺激活性の減少および T1/T2 刺激活性の変化は、PPD 誘発増殖反応が低い患者で記録されました。得られたデータは、単球由来 IFN-DC の寛容原性表現型と、結核患者における DC 障害と抗原特異的 T 細胞応答の低下との関連性を証明しています。