ISSN: 2169-0286
アデレード・スピオ=クウォフィー*、ユードラ・ヘイガン、ケイト・ニークェイ
本研究では、業界勢力の起業家志向に対する緩和効果と、小規模ホテルの業績への影響について調査した。定量的研究アプローチを採用し、小規模ホテルからデータを収集するためにアンケート調査手法を使用した。次に、概念モデルを合計396の記入済みアンケートでテストし、構造方程式モデリングを使用した部分最小二乗分析によって分析した。パス分析の結果、起業家志向は小規模ホテルの業績と有意かつ正の相関関係にあることが示された。さらに、緩和をテストしたところ、業界勢力と業績、および企業のリソースと業績の両方の直接パス関係がすべて正かつ有意であることが観察された。本研究では、理論的枠組みにおいて業界勢力を緩和として使用する構成を置き換えて起業家志向を高め、業績に影響を与えるなどの新しい側面を導入した。本研究では、小規模ホテルが業界勢力の真っ只中で戦略的に事業業績を向上させるよう推奨している。