ISSN: 2167-0870
エブティサム・M・アル・アリ、アル・ハシャシュ・H、アル・アキール・H、ベン・ヘジ・A
クウェートでは植物ウイルス病が蔓延しており、多くの作物に大きな経済的損失をもたらしています。ウリ科(キュウリ、カボチャ、メロン、ズッキーニ)、ナス科(トマト、ジャガイモ、ピーマン、ナス)、ユリ科(タマネギ)、マメ科(豆)の 4 つの植物科について、2007 年 12 月から 2008 年 5 月まで ELISA によるウイルス調査が行われました。調査は、ワフラ農業地区とアブダリ農業地区という 2 つの主要生産地域にある 6 つの農場で実施されました。各農場は、生産シーズン中に 4 回訪問されました。キュウリモザイクウイルス、ニンニク共通潜伏ウイルス、アヤメ黄斑ウイルス、タマネギ黄萎ウイルス、メロン壊死斑点ウイルス、パパイヤ輪点ウイルス、ペピーノモザイクウイルス、ピーマンマイルドモットルウイルス、ジャガイモモップトップウイルス、ジャガイモウイルスM、ジャガイモウイルスX、ジャガイモウイルスY、カボチャモザイクウイルス、トマトモザイクウイルス、トマト黄化萎縮ウイルス、トマト黄化葉巻ウイルス、スイカモザイクウイルス、ズッキーニ黄化モザイクウイルスなど、18種の植物ウイルスが検出されました。ウリ科やタマネギなど一部の作物ではウイルス発生率が100%に近く、二重感染や三重感染がよく見られました。ジャガイモウイルスA、ジャガイモウイルスS、ジャガイモ葉巻ウイルス、ジャガイモウイルスVなど、いくつかの重要なウイルスは検出されませんでした。