ISSN: 2332-0915
フィリップ・シャルリエ、ステファニー・カヴァール、クリスチャン・エルヴェ
著者らは、1917 年 8 月 30 日から 9 月 28 日の間にサンミケーレ島の墓地に埋葬された、ヴェネツィア (北イタリア) 発のすべての死体に関する剖検記録の遡及的分析を提示している。年齢、性別、場所、死因 (死因は medico necroscopo、つまり法医学従事者によって判定) に関するデータだけでなく、死体の状態に関する詳細も示されている。死亡宣告から埋葬の最終日までの短期間の遅れは、この時間文化的背景において防腐処理が極めてまれな頻度で行われることで説明される。早期胎児 (最年少では子宮内 3 か月) は、墓地内で完全な場所を確保される (生存能力や活力がまったくない場合でも)。この記録のこのような予備的調査は、剖検実務の歴史と病気の蔓延の進化に対するその大きな関心を浮き彫りにする。