婦人科と産科

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ISSN: 2161-0932

概要

発展途上国における子宮内発育不全を伴う妊娠における新生児の転帰:6か月間の横断的研究

カルティク チャンドラ バセッティ、プラナイ プーカン、リーナ ダッタ アーメッド、リータ ボラー

背景:発展途上国における子宮内発育不全 (IUGR) は、大きな健康問題です。母体のリスク要因は IUGR を引き起こす大きな要因ですが、その多くは予防または修正可能です。

目的:発展途上国で出産する妊婦におけるIUGR児のリスク要因と転帰を明らかにすること。

方法: 2016 年 7 月から 12 月にかけて、アッサム医科大学および病院の産婦人科で横断的観察研究が実施されました。IUGR は、実際の妊娠期間と子宮底長の間に 4 週間の遅れがあることから臨床的に診断されました。出産に臨む IUGR の妊婦 200 名が対象となりました。職業、妊娠期間、母親のリスク要因、出産方法、新生児の結果に関する情報は、事前に設計されたプロフォーマに記録されました。母親は出産まで追跡調査され、新生児は退院または死亡まで追跡調査されました。

結果:臨床的に診断された IUGR 妊娠 200 例のうち、フェントン成長チャートによると 148 例の新生児が IUGR であり、IUGR の重要な危険因子は妊娠性高血圧 (p=0.0001)、貧血 (p=0.0001)、民族 (p<0.05) でした。フェントン成長チャートによる出生体重と比較した場合、臨床的に患者を選択する私たちの方法は非常に正確でした (p<0.05)。143 例の IUGR 新生児のうち、6 例 (4%) が死産、10 例 (6.7%) が蘇生失敗のため出生時に死亡、45 例 (30%) が敗血症、70 例 (47%) が何らかの病状で NICU 入院を必要としました。

結論:貧血と妊娠性高血圧は IUGR の主な原因であり、治療可能なため、適切な出産前ケアが私たちの体制における IUGR の負担を軽減する鍵となるでしょう。

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