ISSN: 2332-0761
David Lowery, Marsha de Jong, Carola J A van Eijk and Sandra Taal
本稿では、新民主党と新労働党が公共支出に関する党のイメージを変えようとする努力が、英国のルイス[1]や米国のローリーとシゲルマン[2]が観察した、それぞれの主要政党間の公共支出に対する支持者の選好の違い(またはその欠如)を弱めているかどうか疑問に思う。私たちはこの問題に対処するため、1980年以降の4つの時点での公共支出に関する英国と米国の総合的な世論に関するマッチングデータを作成し、クリントンの新民主党とブレアの新労働党の変革を、党派の公共支出に対する選好を変えることが期待される介入として扱う。支出選好のサーモスタットモデル[3,4]が支持されていることがわかり、これは政府規模をめぐる戦いにおいて党のエリートが支持者の選好を形成する力について疑問を提起する結果である。