ISSN: 2332-0761
アミールフセイン・ザレイ・マフムード・アバディ
ほぼ40年間、イラン・イスラム共和国は米国との絶え間ない挑戦を続けてきた。その挑戦は、一方では両国間の国際政治と関係の根底にある深い不和、他方ではイランの唯一無二でかけがえのない主権に起因する。しかし、本当に、これまで世界に複雑な問題を引き起こしてきたこれら2つの地域的かつ多国籍の国間の争いを、どのように、どのような状況で永久に終わらせることができるのだろうか。どちらの国も立場を崩さないことは明らかだ。そして40年経った今、イラン・イスラム共和国を打倒するための戦争の証拠があるのはおそらく初めてだろう。しかし、核からニトロコンに至るまでのこれらの全面戦争を開始する口実や、米国大統領暗殺の口実は、イラン・イスラム共和国と対決するには十分ではない。なぜなら、イラン国民の複雑で多面性のため、この政府に代わるものはないからである。