ISSN: 2155-9880
ワリード・イブラヒム
背景:ファロー四徴症 (TOF) と完全房室中隔欠損症 (CAVSD) の関連は、CAVSD を伴う心臓の 5~10% に発生します。本論文では、TOF を伴う CAVSD の修復において、VSD 閉鎖に使用したパッチを使用して LAVV 弁を増強するダブルパッチ法の改良版の初期結果について説明します。
患者と方法: 2012 年から 2014 年の間に、完全修復術を受けた TOF を伴う CAVSD 患者 12 名を後ろ向きに検討しました。LAVV 弁を増強するダブルパッチ法は、すべての患者に使用されました。ファロー四徴症の修復には、11 名 (65%) の患者で経環状パッチ、6 名 (35%) の患者で弁温存が行われました。
結果: 平均年齢は 25 か月 ± 18.8、7 名が男性でした。平均体重は 25 kg ± 18.8 でした。肺動脈弁輪の平均Zスコアは-1.2 ± 2でした。術前RVOT勾配の平均は74 ± 18 mm Hgでした。院内死亡率は20%(10人中2人)でした。平均ICU在室時間は4.5 ± 3.5日でした。平均機械的人工呼吸時間は18時間 ± 10.3でした。平均入院期間は12.5日 ± 5日でした。肺逆流は4人の患者(40%)で軽度、
残りの6人の患者(60%)で中等度でした。術後(左AV弁逆流)は、修正されたすべての患者で軽度から中等度でした。平均追跡期間は10 ± 3.1か月(4か月から14か月の範囲)でした。
結論:この技術による完全修復は、死亡率とLAVV逆流の程度に関して許容できる早期結果をもたらします。