ISSN: 2168-9776
Kulhavy DL*, Ross WG, Sun, JH, Unger DR, Hung I and Conner RN
テキサス州東部のアンジェリーナ国有林とデイビー・クロケット国有林のアカゲラ Picoides borealis (Vieillot) が利用する林分のテーダマツ (Pinus taeda L.) とオオタカマツ (Pinus echinata Mill.) の樹脂の流れを測定した。また、キツツキが利用しない成熟したテーダマツ林分でも樹脂の流れを測定した。樹脂の流れは研究地域、種、林分の位置によって異なった。キツツキの林分では、競争レベルが低いマツの方が、アカゲラの樹脂井戸つつきに伴う継続的な樹脂の排出に耐えられるようだった。アンジェリーナ国有林では、研究中に発掘された新しい空洞木はすべて林縁にあった。キツツキがいない林分では、林縁の木の樹脂の流れが著しく良好だった。これらの結果は、キツツキは樹脂の生産量が最も多い木を選択することを示している。また、アカゲラが主要な管理上の考慮事項である場合、テーダマツと短葉マツの林分の造林では、端と開いた林分の習性を優先する必要があり、潜在的な樹脂生産量は、空洞のあるマツとアカゲラの導入が検討されているマツの両方で測定できることも示しています。