ISSN: 2165-7548
サラ・パヤミ、モハマド・タギ・タレビアン、アリ・アルダラン、レザー・シャリアット・モハラリ、ファテメ・ホジャティ、アミール・ネジャティ
背景: ケタミンは救急科でさまざまな処置に広く使用されており、単回投与または体重あたりの投与量としてのみ処方されています。急性の筋骨格痛の症例で行われた処置について、ケタミンの単回投与と体重あたりの投与量を比較しました。
方法: このランダム化二重盲検臨床試験は、2012年3月から6月にかけてイマーム・ホメイニ病院の救急科で実施されました。数値評価スケール (NRS) ≥ 4の外傷性または非外傷性の筋骨格痛の患者が登録されました。患者は体重グループに分けられ、各グループについて同じ形状の4つの注射器が検討されました。患者のBP、PR、RR、O2 sat、意識レベル、およびすべての合併症が20分後と30分後にチェックされました。第1グループには50 mg、第2グループには0.75 mg/kgの鼻腔内ケタミンが投与されました。
結果: この研究に登録された136人の患者のうち、27人が除外されました。患者は、60人(体重1kgあたりの投与量)と59人(単回投与)の2つのグループに分けられました。最も多かった傷害の種類は骨折(37.8%)で、裂傷(26%)がそれに続きました。処置前後の酸素飽和度、HR、収縮期血圧と拡張期血圧、平均NRSは、2つのグループで有意差はありませんでした。平均NRSの減少は、2つのグループ間で有意ではありませんでした(ベースラインのNRSと30分、40分、60分のNRSを比較)。
考察:私たちの研究では、外傷性および非外傷性の筋骨格損傷の場合の疼痛軽減において、ケタミンの単回投与量50 mgは、体重あたり0.75 mg/kgの投与量と同じであることが示されました。