ISSN: 2332-0761
シェイク・モハメド・アリフ*
中国とインドはアジアの二大国であり、両国の人口は合わせて20億人で、世界の人口の3分の1を占めています。両国は長さ約2,500マイルの国境を共有しており、中印国境の東部はヒマラヤ山脈、西部はカラコルム山脈で隔てられています。1913年から1914年のシムラ会議以来、チベットの地位問題の一部として中印国境は両国関係における争点となってきました。1940年代後半のインド独立と中華人民共和国の建国後、国境問題は中印関係の発展に対する大きな障害となりました。今日、このように未解決の紛争は両国関係の核心となっています。