ISSN: 2155-6148
シャンタヌ ヴィアス、チャンドキシャン ヴィアス、KM Garg
低侵襲手術の時代となった現在、腹腔鏡下胆嚢摘出術は症状のある胆石の外科的治療のゴールドスタンダードとなっている。しかし、腹腔鏡下手術の実施件数が増加するにつれ、これらの手術に特有の合併症の数も著しく増加している。腹腔鏡下胆嚢摘出術の既知の合併症には、腸管および血管の損傷、胆管の損傷、および残留結石の合併症があり、実施された手術の5%未満で発生している。腹腔内への胆汁および結石の漏出は、実施された手術の15%~40%で報告されているが、これらは無害であると考えられている。我々は、初回手術の3週間後に胆汁漏出が原因と思われる右横隔膜下膿瘍という形で胸腹部合併症を患った患者を報告する。