ISSN: 2157-7544
ハミングE
溶融南アフリカ産石炭フライアッシュから抽出した透明溶液からゼオライト X を合成する際の副産物としてのゼオライトソーダライト (SOD) の形成が最近研究されました。しかし、本研究では、ゼオライト X とゼオライト A は中間構造とみなすべきであり、結晶化時間と温度を高くすることで相純粋なソーダライトが得られることが示されています。ゼオライト A と X から SOD への遷移を調べるために、70、80、90°C で異なる時間結晶化を行いました。XRD と ICP による構造分析と化学分析に加えて、走査型電子顕微鏡 (SEM) による合成生成物の詳細な形態学的特性評価を行い、結晶化条件がゼオライト SOD のさまざまな結晶形態に与える影響を調べました。