ISSN: 2329-9096
ヌレイン ナターシャ ビンティ カムサニ、イシュファク バシール バート*
背景:世界中の成人人口の 80% 以上が、身体活動よりも座りがちなライフスタイルの習慣を身につけることに時間を費やしています。大学生は座りがちなライフスタイルの習慣を身につける可能性が高いことが記録されています。この研究の目的は、マレーシア国際イスラム大学 (IIUM) の学部生が身体活動を行う上での障壁と、それぞれの障壁とさまざまな研究分野 (医学コースと非医学コース) との関連性を特定することです。
目的: IIUM 協会の医学系学部と非医学系学部の学生が直面する身体活動の障壁を、研究分野の異なる各障壁間で特定すること。
研究デザイン: IIUM の学部生を対象とした横断研究。
方法:疾病管理予防センター (CDC) の「活動的であることの障壁に関するクイズ」と題する一連の質問を使用して、大学生の身体活動行動を調査しました。アンケートは Google フォームで提示され、非確率サンプリング法、具体的には便宜的サンプリング法が本調査に使用されました。
結果:「意志力の欠如」は、他の要因と比較して 72.1% の割合で身体活動の主な障壁でした。身体活動を行う日数の比較でも、医療関連コースの学生は非医療関連コースの学生よりも身体活動を行う頻度が高いことがわかりました。次に、カイ 2 乗独立検定を使用して、「活動的であることの障壁クイズ」の各障壁とさまざまな研究分野との関連性を特定しました。「怪我の恐れ」のみが、両方の変数の間に有意な関連性があるようです (p=0.033)。
結論:この調査では、医学コースと非医学コースの学部 IIUM 学生の身体活動に対する主な障壁は「意志力の欠如」であることが示されています。IIUM の学部生にとって「時間の欠如」は主な障壁として挙げられていませんが、回答者の半数以上が依然として身体活動 (PA) のための時間を適切に管理できていません。異なる研究分野と PA への関与を比較すると、両グループに有意差はありませんでした。