ISSN: 2168-9857
サイモン・アレン
はじめに: III 型慢性前立腺炎 (CP) は、感染がない状態で骨盤痛、性機能障害、排尿症状を呈するのが特徴です。慢性骨盤痛症候群 (CPPS) としても知られています。本研究では、CP/CPPS の原因について説明し、その理解が効果的な治療法を見つけるのに役立ちます。
材料:サーモバランス療法 (TT) と、自然な身体エネルギーを使用するアレン博士の治療装置 (DATD) による治療前と治療後 6 か月の観察臨床試験が行われました。治療群は DATD を受けた CP/CPPS 患者 45 名、対照群は DATD を受けなかった CP/CPPS 男性 45 名です。
方法:国立衛生研究所慢性前立腺炎症状指数 (NIH-CPSI) には、疼痛スコアと生活の質 (QoL)、超音波による前立腺容積 (PVmL)、尿流量測定による最大尿流量 (Qmax) の検査が含まれます。
結果:対照群と比較して、ベースラインからエンドポイントにかけて有意な改善が見られました。疼痛スコアは、10.38から3.58に対して10.49から9.71(P<0.001)でした。QoL指数は8.11から2.98に対して8.47から8.33(P<0.001)でした。PVmLは31.75 ± 7.01から27.07 ± 4.52に対して30.77 ± 6.44から31.58 ± 7.14(P<0.001)でした。QmaxmL/秒は11.93 ± 4.34から16.45 ± 3.50に対して12.59 ± 3.57から12.20 ± 2.54(P<0.001)でした。
結論:前立腺組織の血管の変化、つまり毛細血管の病的活動が CP/CPPS を引き起こします。低体温の集中と毛細血管の自発的拡張が組み合わさって前立腺組織に圧力がかかり、その結果 CP/CPPS の症状が発生します。DATD は、放出された体熱を蓄積し、この安全なエネルギーを CP/CPPS の男性の前立腺に拡散させることで、痛みやその他の症状を効果的に緩和します。