ISSN: 2155-9899
ディルバニ・オリベイラ・サントス、ジャナイナ・ギマランエス・コエーリョ、エロア・クリスティーナ・リリオ・ネリ、アイビー・デ・カストロ・カンポス=ソウザ、カルロス・ジェルマーノ・ガリド・ポンテ、パウロ・レナト・ズキン・アンタス
らい菌によって引き起こされる慢性感染症であるハンセン病の臨床症状は、患者のこの菌に対する免疫反応によって決まります。以前、私たちは、樹状細胞(DC)をin vitroでAPCとして使用した場合、らい腫型ハンセン病患者におけるM. lepraeに対する細胞性免疫応答の非効率性が回復することを示しました。現在の研究の目的は、健康な成人ドナーからの精製されたヒト単球由来DCとマクロファージを、M. lepraeまたはM. bovis BCGの存在下で、接着または懸濁液中のAPCを使用して自己リンパ球と共培養した場合の細胞間相互作用を調べることです。その後、APCを光学顕微鏡で分析し、フローサイトメトリーで表現型をモニターし、ELISAとLuminexでサイトカイン分泌を評価しました。全体として、我々の結果は、(1) APC の接着プロセスは抗原提示活性に絶対的に必須ではない可能性があること、(2) IL-12 産生はM. lepraeによる感染に対する宿主細胞の感受性と直接関係していると思われること、(3) 自己リンパ球の存在下では、M. leprae感染 CD11c+ DC の CD209 を除き、研究対象の表面マーカーのダウンモジュレーションがみられるが、マクロファージ上のこれらのマーカーの発現も同様に低下することが観察されており、この段階は抗原依存的に起こること、(4) サイトカイン分泌も APC の接着プロセスに依存することを示唆している。並行して、ヒト THP-1 細胞株を評価したところ、使用した刺激に関係なく、細胞が接着または懸濁状態にある場合、モノカインは差別的に制御されないことが示された。これらの結果は、結核菌に対するin vitro細胞免疫応答を研究する際の今後の重要な実験手順をさらに導く可能性がある。