ISSN: 2332-0761
Larry Powell, Mark Hickson III, Jonathan H Amsbary, Virginia P Richmond and James C McCroskey
これまでの研究では、政治世論調査で頻繁に使用される単一の質問である「飲み友達」スケールは、対人魅力に関連する準社会的行動の単一項目の尺度として解釈できることが報告されています。本研究では、「飲み友達」の質問への回答が、他のいくつかの対人特性、つまり、真正性、積極性、応答性にも関連しているかどうかをテストすることにより、この概念の理解を深めようとしました。参加者は、2012年の選挙で投票した大学生でした。彼らは、候補者であるバラク・オバマとミット・ロムニーを飲み友達として評価し、次にこれらの候補者それぞれを、知覚された真正性、積極性、応答性の観点から評価しました。参加者によるこれらの候補者の各特性の評価は、飲み友達として選んだ候補者の方が高くなるが、各候補者の支持者が自分の候補者を評価した評価には統計的な差がないはずだという仮説が立てられました。方向性の仮説はすべて、3つの変数それぞれについて支持されました。