ISSN: 2329-9096
セイデ・カラセル
腰痛は、病的状態を引き起こす可能性のある一般的な健康問題です。慢性的な腰痛は、身体障害や抑うつ気分と関連しています。慢性疼痛の管理の主な目的は、生活の質を改善し、疼痛を軽減し、可動性と社会的関係を増やすことです。慢性疼痛の有病率、心理的影響、慢性疼痛と性格の関係を評価する研究はありますが、慢性疼痛の治療反応に対する性格の影響に関する研究はありません。
2020年から2021年の間に慢性腰痛のため当院を受診した患者を評価しました。研究グループは、6か月を超える腰痛の患者64名で構成されていました。患者には在宅運動プログラムが提供されました。また、TENS、超音波、ホットパックからなる理学療法プログラムを3週間で15回実施しました。すべてのスケールと測定は、研究開始時(治療前スコア)、治療完了後すぐに(治療後スコア)の2回実施されました。
この研究は、性格タイプが慢性腰痛と生活の質に与える影響、また性格タイプが慢性腰痛に適用される理学療法への反応に与える影響を調査するために計画されています。性格と慢性腰痛、生活の質、理学療法への反応との関係が仮定されていますが、統計的に有意な差はありません。慢性腰痛と性格の関係を調査するには、より多くの患者を対象としたさらなる研究が必要です。