プロバイオティクスと健康に関するジャーナル
オープンアクセス

概要

業界が生み出したプロバイオティクス菌がCOVID-19に果たす役割

アレクサンダー・マラホフスキー*

産業由来のビフィドバクテリウム・アニマリス亜種ラクティスを人間が集中的かつ制御なく長期使用すると、ヒトの腸の「プロバイオティクス汚染」を引き起こし、異常な場合、健康な人には一般的ではない細菌コロニーが形成され、長期間にわたって優位に立つことで、ヒトマイクロバイオームの機能を変化させます。ビフィドバクテリウム・アニマリス亜種ラクティスのいくつかの株（世界をリードするバイオテクノロジーメーカー数社によって生産）は、ヒトの粘膜表面に定着し、SARS-CoV-2の気道および胃腸粘膜表面への浸透能力を高め、個人の自然免疫を変化させ、ヒト細胞に感染し、サイトカインストーム、非定型肺炎、凝固などの特定の合併症を確実に引き起こします。SARS-CoV-2の特性（ACE2タンパク質との相互作用、その他の可能性のある細胞侵入ポイント、ヒト細胞表面への結合、エンドサイトーシスなど）は、上記の細菌代謝物によって強化されます。さらに、ビフィドバクテリウム・アニマリス亜種ラクティスまたは代謝的に類似したものは、炎症誘発性および抗炎症性サイトカインの調節不全な放出をもたらし、COVID-19の重篤な経過を引き起こします。