ISSN: 2376-130X
メカラ R、マサマル R、サンギーサ M
2-(1-ピペラジニル)エタノールの基底状態レベルでの構造と振動波数の量子化学計算を、6-31+G(d,p)基底セットを用いた密度汎関数理論 (DFT/B3LYP) 法を用いて行った。調和振動周波数を計算し、スケール値を実験的な FTIR、FT-RAMAN スペクトルと比較した。超共役相互作用と電荷の非局在化から生じる分子の安定性は、自然結合軌道 (NBO) 解析を用いて分析した。HOMO および LUMO エネルギーなどの電子特性に関する研究は、時間依存 DFT (TD-DFT) によって行った。標題化合物の NLO 特性を計算した。分子の 1H および 13C NMR 化学シフトは、ゲージ非依存原子軌道法によって計算した。標題化合物の静電ポテンシャルエネルギー面 (MEP) のマッピングを行った。