ISSN: 2155-9899
ラティフ・オメル・モハメッド
トキソプラズマ症は、必須の細胞内寄生虫であるトキソプラズマ・ゴンディによって引き起こされる疾患です。サイトカインはその病因に関与しています。各サイトカインの一塩基多型(SNP)は、病因に関与していると報告されています。そこで、本研究の目的は、2017年1月から2017年3月の間にスレイマニア市の産科病院に通院し、妊娠を終えるまでにトキソプラズマ症で中絶した女性50人と、対照群として健康な女性40人(大学職員および福祉職員)の、上記インターロイキンのSNPとトキソプラズマ症の関係を調べることです。SNPはPCRSSP(ポリメラーゼ連鎖反応配列特異的プライミング)技術によって検出されました。ラテックス凝集試験およびIgGおよびIgMの酵素免疫測定法の結果、サンプルの34%にIgGおよびIgM抗トキソプラズマ抗体が確認されました。
この研究では、イラク北部のスレイマニア市で中絶された女性の症例において、前述のインターロイキンのSNPとトキソプラズマ症の間に有意な正または負の関係は見られなかったことが観察されました。