ISSN: 2329-9096
ニートゥ・ダドワル、ミハエラ・F・ハンガン、フランシス・M・ダイロ、リチャード・ゼマン、ジン・リー
目的: 筋筋膜痛の緩和における長期リドカイントリガーポイント注射 (LTPI) の忍容性と有効性を確認する。方法: 2001 年 1 月から 2010 年 1 月の間に民間の神経科診療所で 5 回以上の LTPI を 1 回または複数回受けた 18 歳から 85 歳 (平均 44 歳) の個人コホート (n=74、男性 23 人、女性 51 人) が本研究の対象に選ばれた。研究対象となった全患者のカルテを、年齢、性別、筋筋膜痛の原因、併存疾患、通院総回数、通院間隔、場所、および代替疼痛治療法について調べた。有効性は処置後の調査で判定した。結果: 対象となった 74 人の人口統計学的分析では、女性が圧倒的に多かった (N=51、69%)。注射開始時の年齢は 23 歳から 76 歳であった。慢性筋筋膜症候群 (n=26、35%) と慢性腰痛 (n=25、34%) が最も一般的な病因でした。一般的な注射部位は首および/または肩の筋肉でした (n=66、89%)。来院間隔は月単位で異なり、このコホートの大半は 1~2 か月間隔でした (n=58、79%)。患者が回答した 24 の質問票のうち、22 (92%、P<0.0001) が痛みの緩和を報告しました。報告された痛みのレベルの平均は、1~10 のスケールで治療前は 8.9 ± 0.4 ( ± SE) でしたが、治療後は (70%) 2.7 ± 0.5 に減少しました (P<0.0001)。患者は注射後 26 ± 5 ( ± SE) 日まで効果を報告しました。考察: 私たちのコホート研究から、長期のトリガーポイント注射は、さまざまな種類の筋筋膜性疼痛に対する忍容性の高い補助治療法であると考えられます。その有効性は、より小規模なコホートが回答したアンケートによって実証されました。この結論を証明するために、さらなる前向き研究が提案されています。