ISSN: 2150-3508
ムニャラジ・マウェレ、クリストファー・M・マベザ、トーコザニ・シャヴァ
近年、ジンバブエやその他多くのアフリカ諸国における農村開発と天然資源の持続可能な管理に関する議論では、農村コミュニティにおける持続可能な開発の主な原動力として、コミュニティベースの天然資源管理 (CBNRM) システムの重要性が強調されている。つまり、CBNRM の中心にあるのは、地方分権化、農村地域の共有地の管理、資源権の確保によるコミュニティのエンパワーメントといった問題をめぐる創造的な議論である。しかし、コミュニティ資源 (共有地) の問題、特に誰が共有地を所有し管理し、何の目的のために管理するのかという重要な問題も同様に重要である (Murphree 2002)。これらの観察と認識を踏まえ、本稿では、ジンバブエの共有地の観点から、開発の実務家や政策立案者にとっての CBNRM の関連性を探る。本稿では、ケース スタディとして、ジンバブエ北部カリバのガチェ ガチェ共同地での漁業管理を取り上げている。ガチェガチェ共同土地がケーススタディとして選ばれたのは偶然ではなく、この地域の漁業管理に CBNRM が展開されている地域の一つであるという事実に基づいています。