婦人科と産科

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ISSN: 2161-0932

概要

子宮頸がんのスクリーニングのための(酢酸またはルゴールヨウ素)による子宮頸部の視覚検査

ヘンド・S・サレ*、アッザ・アブド・エル・ハメイド、ハラ・E・モワフィ、ハラ・E・シェリフ、ワリド・A・アブデルサラム

目的:子宮頸がんの代替スクリーニング方法として、酢酸による視診 (VIA) とルゴールヨウ素 (VILI) を評価する。

材料と方法: 2013年1月から2015年10月までザガジグ大学病院の産婦人科に通院していた18歳から61歳までの女性1000人を対象に比較横断研究を実施した。各女性に対してパパニコロウ塗抹標本(PAP)、5%酢酸による視診(VIA)、5%ルゴールヨウ素液による視診(VILI)を実施した。女性全員がコルポスコピーを受けた。コルポスコピーによる直接生検を基準として、結果の感度、特異度、予測値の分析を行った。

結果:スクリーニング検査 (PAP、VIA、VILI、またはコルポスコピー) が陽性であった 80 例のうち、パップスメアは 14/80 (17.5%) で陽性であり、その内訳は、意義不明の異型扁平上皮細胞 (ASCU) が 4 例、低悪性度扁平上皮細胞上皮内病変 (LSIL) が 4 例、高悪性度扁平上皮細胞上皮内病変 (HSIL) が 5 例、悪性細胞が 1 例であった。生検はパップスメア 14 例中 11 例で陽性であった。VIA は 23/80 (28.7%) で陽性であり、VILI の結果は 12/80 で陽性であった。生検の結果、VIA では 23 件中 21 件が陽性、VILI では 12 件中 8 件が陽性でした。パップスメアの感度は 78.57%、特異度は 96.75%、陽性的中率は 75.12%、陰性的中率は 97.09% でした。VIA の感度は 91.30%、特異度は 85.33%、陽性的中率は 40.11%、陰性的中率は 98.05% でした。VILI の感度は 66.54、特異度は 91.32、陽性的中率は 43.51%、陰性的中率は 98.31% でした。

結論:子宮頸部の前癌病変と癌病変は、リソースの少ない地域でも VIA と VILI によって十分に検出できます。両方の精巣をマッチングに使用することで、両方の特異性が向上し、この社会における子宮頸癌のスクリーニングに適した選択肢になります。

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